9月に入り、これまでコロナの為見合わせていた見学者の受け入れが少しずつ始まった。
お客さんを迎えるのは、こども達も嬉しいようで、通り過ぎざま、
"Hello."👋 "Hello.👋"
の声があちこちから響く。
見学に来る人のほとんどは、お子さんをプリスクールに通わせたい😍。プリスクールってどんなところ???という理由で来られるのだが、中にはもちろんそうでない人もいる。
保育園に入れず、幼稚園に入るまでのつなぎとして考えている、というご家庭もあれば、お疲れの様子で、明らかに育児からの束の間の休息を求め(笑)、お子さんがレッスンに参加している間に目を閉じている💤😅という人もいる。お気持ち、よく分かります(笑)
色んな人がいる中で、先日たまたま読んだブログの記事が、あるプリスクールに体験レッスンに行ってきたというお話。
夫婦ともに日本人で、お子さんを日本語と英語の両方を話せるバイリンガルに育てようと日々奮闘されてる方の記事で、お子さんの学校選びなのか、それとも腕試しなのか、、
目的はよく分からないが、英会話学校や英語でお預かりの学童、はたまたプリスクールの体験レッスンにお子さんを参加させては、その感想を記事として自身のブログに上げている。
辛口の記事が多い中、このプリスクールについても同様で、プリスクールに通うこども達の英語力を、彼らはさすがによく話す、としながらも、まだまだ自身の求めるレベルではない、と言っている。
それについてどうこう言うつもりはない。
ただ、彼らがとったそのレベルを見極める方法、特にジャッジの仕方については、
問題があるとはっきり言いたい。
彼らがダメ出しをしたのは、たまたま近くでブロックで遊んでいたこどもが、彼らの質問に答えられなかったからというもの。
その質問内容がこれ、
"What are you playing with?"
(何で遊んでるの?)
"I'm playing with blocks." (ブロック。)
問題はここから、
"Can you tell me how to play with this?"
(これでどうやって遊ぶのか(遊び方)教えてくれる?)
...
この「無言」が彼らの求めているレベルではない、との判断だったようだ。
その場に居合わせていないので、上の"this"が何を指しているのか分からないが、
(ブロックなのか、その子がブロックで作った作品なのか)
無言になる理由として、まず挙げられるのがそれ。
何を指しているのか。
年長ともなればこれぐらいのことは説明できる力がないとダメ!とのことだったが、仮にその"this"をこどもがブロックと受け取った場合、
年長のこどもにしてみれば、恐らく
「えっ、(ブロックの遊び方)知らないの?」
といったところだろう。一瞬無言になったとしても何らおかしくはない。
そもそも、ブロックで遊んでいるのは最初から見えていたであろうから、
"What are you making?"
(何作ってるの?)
が、自然な流れではないか。
それに対し「ロボット」でも答えようものなら、遊び方を聞いたら良し。
きっとこどもはここからミサイルが出て、など得意になって教えてくれただろう。
こどもに分かりづらい質問を投げかけておいて、答えに詰まるとこの子の英語力はイマイチ!とバッサリ斬り捨てるのはいかがなものか💢
ついつい私の通うプリスクールのこども達の顔が浮かんでしまい、怒りに震えてしまう私であった。