プリスクールの卒業式の延期が決まった。
延期ということはまた日を改めて、ということだが、その日程はまだ未定😞。。
新しい生活が始まる前に、やはり祝ってあげたかったなぁ。。
卒業式では将来の夢を語る予定だったこども達。原稿も出来上がって、毎日その日に向けて一生懸命練習していたっけ。
それから、お父さん、お母さん、お世話になった先生方1人1人に、それぞれ自分の言葉で手紙も書いていたよね。
You always help me when I'm stuck.
困った時はいつも助けてくれる。
Aが書いた私宛の手紙の1文。
😭😭😭
いたずらのつもりでこっそり覗いて、思わずウルっとしてしまったっけ。
すぐに笑ってごまかしたけど💦
こう言っては何だけど🤫 数ある、Thank you for taking care of me.
お世話になりました〜
系の中で、群を抜いて光っていたよ👍
アシスタントという私の仕事を日頃からよく見ていてくれたんだ😭と、とても嬉しかった。
ありがとう😭
そんなこども達も、小学校へ上がってからはそのほとんどが英語とは遠ざかった生活を送ることになる。
そうなると気になるのが、これまで培ってきたその英語力。
卒業時に将来の夢を語ったり、お礼の手紙を書いていたその英語力がこれからどうなるかというと、、、悲しいかな。
あっという間に落ち込んでしまう。。
前にサマースクールのところでも書いたけど、
これまで1日5時間、週5日、とたっぷりと英語に浸ってきた彼らが、小学校にあがった途端、その時間が日本語に取って代わる。
毎日毎日、日本語による新しい情報、知識が彼らの頭の中に次から次へと入ってきて、これまでプリスクールで過ごした英語の情報は、引き出しの奥へとどんどん押し込まれていく。
押しやられた情報は、使う機会がなければ当然そこに寝かされたままだし、使う機会があっても、それがたまにであれば、わざわざ探しに出かけなければならない。
英語を使う頻度が低ければ低いほど探しに行くのも面倒になり、やがて面倒を重ねるうちに探しに行くこと自体を諦めてしまう😭
それが、あんなにペラペラだった彼らの英語力がガクンと落ち込んでしまう1番の原因。
では、彼らの英語力を少しでも維持するにはどうしたらいいか?
それは、英語を引き出しの奥へ押しやらないこと。
答えを探しに行かせないこと。
探しに行かずに済むよう、英語をすぐに取り出しやすいところに置いておく、つまりは英語を常に、もしくは頻繁に使う環境にすること。それも出来るだけ多く長く、そして自然に。
"The problem is solved!"(問題解決)👍って、
これが、なかなか難しい。特に最後の自然に、が(笑)
まずは、時間や量に焦点を当て考えてみよう。
英語に触れる時間や量を稼ぐのに手っ取り早い方法が、これまで在籍していたプリスクールのアフターやサタデースクールに通わせること。
私の勤めるプリスクールでは、アフタースクールが1回2時間、週2回。サタデースクールが土曜、1日5時間。
これを全て受けるだけでも(2時間✖️週2➕5時間 週にして 計9時間。)
これまでの1日5時間✖️週5日(週にして 計25時間)のプリスクールには及ばないものの、そこに家庭での学習時間(1時間✖️週5もしくは週7😛)をプラスすれば、週にして約15時間☝️
決して悪くない数字である🤓
そこに、春、夏、冬と休み毎に開かれるプリスクールのホリデーコースや、その他インターナショナルスクールでやっているサマースクールなどに参加すれば、まあ上出来👍
結構な時間を確保できたと言えるだろう。
ところが、実際小学校に上がると他の習い事との関係で、週1のアフターもしくはサタデースクールに通ってくるだけ、になる子が多い。
これでは英語に触れる時間が週2時間、もしくは5時間と圧倒的に足りない😭
そこで重要になってくるのが、家庭での英語の取り組み方だ。どんなことが自然に、できるかというと。。
まず弟や妹がまだプリスクールに残っている場合、家庭での兄弟、姉妹間の言語を英語に徹底すること。
面談をしていると、家でも時々兄弟、姉妹で英語を話している、という報告を受けることがある。
スクールの延長のようなもので、彼らにとっては別に普通、自然なこと。
聞くたびに、どうぞ続けてください👍 と伝えている。
話す環境、場所があるのはとてもラッキーなこと。
卒業すれば、英語を使う場所はほぼないと言っても過言ではないので、それを家庭内のルールにするのも1つの案。
では、弟や妹がプリスクールに在籍していない場合。
お父さん、お母さんがその役割を果たそうと奮起してくれる💪という話をよく聞くが、
私も英語で話しかけるんですけど、こどもが相手にしてくれない😢 という相談もまたよく受ける。
私の英語、バカにされているのでしょうか???
こどもが保護者の英語に反応しないのは、バカにしているのではなく、恐らくそれは保護者とお子さんの関係が、すでに日本語で成立しているから。
毎日お母さんと呼んでいるのに、明日から急にマミーにしてと言われても、こどもにしてみれば、なんだか不自然で戸惑うものである。
そこで提案しているのが、 絵本の読み聞かせ。
こどもが英語を話してくれない、または話すのに自信がないという保護者も、読むのは結構自信があるはず👍。
そこでお勧めしたいのがこの、ORT (Oxford Readig Tree)シリーズ。
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この本の良さについてはまた別のところで紹介するとして、まずはこのシリーズを卒業後も読み進めること☝️
私の勤めるプリスクールでは、大体Stage 5 から6ぐらいのものは卒業までに1人で読めるようになっている。
1人で読めるといっても、まだ内容を確認しながら一緒に読んでいく年齢である。
なので、まずはStage 5 から6辺りを目安に、大方スラスラ読めるけど、ちょっとつっかえるところもある、ぐらいのStageを探して、お子さんと一緒にぜひ読んでもらいたい。
仮に知らない単語が出てきても、こどもがいない間に辞書を使って調べたらいい(笑)
そうやってプリスクールの時のように、読める幅、レベルを少しずつ上げていくお手伝いを毎日してもらえたらと思う☺️。
小学校でも恐らく(国語の)音読の宿題が毎日出るだろうから、それとセットでやってしまうのも1つの手。最初から習慣にしてしまうのがいいと思う。
後から導入しようとすると、こどもは遊びにも行きたいし、大抵嫌だと言うので(笑)これはもう最初から。
あと、遊びといえば、こちらの無料英語学習サイトもお勧め👍
learnenglishkids.britishcouncil.org
歌あり、ショートストーリーあり、ビデオにゲーム、本当になんでもありの優れもの👍。遊びながら、楽しくしっかり英語が学べる。
年齢も幼児から小学生、もしかしたら中学生もいけるかも。私も個人で開く英語教室で時々使うことがあるくらい☺️
先日は高学年のクラスで限られたアルファベットの中から時間内に幾つ単語ができるか、といったゲームを。幼稚園のクラスでは虫について掘り下げた3分程度のビデオをみんなで一緒に見たり、、。
週1の英語教室ではちょっと難しいが、プリスクール卒業程度の英語力があれば、ビデオを観た後、内容を確認する問題を一緒に解いたりすることもできる。
こどもの好奇心は色々だから、サイト内にこれだけの選択肢があれば、あなたのお子さんもどれか1つには引っかかるはず(笑)
ぜひ、サイトを訪れてほしい🤓
あとはよく言われるDVD、こどもの観るテレビ番組を英語のものにするなど、決して押し付けず、無理のない範囲で家庭に英語を取り込んでいく。
それでも、英語に触れる時間は先ほども述べたように、プリスクール時代に比べると格段に少なく、卒業時の英語力、特にスピーキングは週に1度のアフターやサタデースクールだけではとても維持できないこと、また読み聞かせもやってみると、毎日継続するのはそこそこ難しいことが分かる。
でも、続けていれば、決して0(ゼロ)にはならないので、継続は力なり。頑張って行きましょう!