今日はプリスクールではなく、私の開く英語教室から。
この家に越して来て、新たにクラスを開いてから6年。初めての卒業生、6年生最後のクラスを迎えた。
いやぁ。。感慨深いなぁ。
こども達の成長をこんなに近くで見させてもらったこと、本当に感謝している。
特に成長を感じたのが、最終的に男の子だけになったクラス。
最初はそれこそあっちウロウロ、こっちウロウロ、文字通り身体的にガチャガチャしていたこども達。
それが時を経て、中学年に差しかかる頃には、それぞれの個性が出てきて、
・勉強が得意だけど相手の気持ち、空気が読めず、その場に相応しくない行動や物言いをしてしまう子。
・やれば出来るが、やる機会をあまり与えられていない子。
・話を聞くのが苦手で、その結果勉強が苦手になってしまっている子。
・そんな彼らに足止めを食らい、レッスンを妨げられることに腹を立てる子。
そんな個性が常にぶつかり合い、また違った意味でガチャガチャしていたクラス。
それが、今日を迎えてどうだろう。
勉強が得意なあの子は、以前なら友達の間違いを指摘したり、頼まれてもいないのに答えを教え相手の子から反感を買っていたが、今日は、そんな彼が嫌がられないタイミングで、また相手が必要とすることだけを手伝っている。
もうその姿を見ただけで感無量😭
立派に、成長したじゃ〜ん😭
友達との距離感、付き合い方が分かってきた彼の表情は、以前に比べ大分柔らかく優しくなり、また笑顔も増えた。
友達に受け入れられることで、もう以前のように突っ張ったり、嫌がるようなことをワザとして自分を見てもらう必要がなくなったのだ。
肩の力が抜けた、というのが彼の1番の表現かもしれない。
勉強が苦手、話を聞くのが苦手なあの子には、レッスンの後15分、個人で居残りレッスンを半年程続けてもらったこともあったっけ。
本来、週に1回のレッスンでは、こども達の間に大きな差など生まれるはずなどないのに、どうしたものか、彼の為にクラスを中断することしばしば。。
でも、やってみてすぐに分かった。
話を聞くのが苦手な彼は、これまであまり人とじっくり話をするという機会がなかったようだ。10あるうちの2も聞けば、もう動き出してしまう。
動いたら待て✋動いたら待て✋を繰り返し(笑)やるべきことが本当に伝わったところで問題に取り組む。
え?こんな簡単なことだったの?
本人がビックリ(笑)
できるを積み重ねた彼はクラスでも認められ、レッスンを中断することもあまりなくなったことから、つまらない争いもなくなり、彼の成長ぶりに俺も15分やろうかな〜という子も出てきたほど。
断ったけど(笑)
なんか俺、英語ができるようになったら、他の勉強も分かるようになってきた。
嬉しい1言だった。
そして15分の延長レッスンに興味を持った子は、4月から外国人講師のプライベートレッスンを受けることに。卒業生の大半が塾へ行く中、唯一彼だけが英会話スクールに通う。
本当にそれぞれがゴツゴツした岩みたいだった彼らが、週に1回6年間ぶつかり合い(笑)
今ではしっかり角が取れ、丸みを帯びたいい石になっている。
"See you!" の代わりにいつも、行ってきまーす! と言って帰って行くこども達にもう会えなくなると思うと、やはり寂しい。
6年生最後のレッスンが終わり玄関を開けると、外にはこども達のお母さん達が、それぞれ菓子折りを持って並んでいた😢
いつも、私の前で憎まれ口ばかり叩いてるこども達が、お母さん達を前になんだかばつが悪そうに小さくなっているところが(笑)、やはり小学生でかわいい。
繰り返し言うが、この子達の成長をそばで見させてもらったのは、本当にラッキーで感謝すべきこと。あなた達に会えて本当に良かった。
そして、入会を決めて下さったお母さん方にはこれまた本当に感謝している。
"Thank you, m. I had a great time."
嘘、嘘。Baaaaaaaaaad time😜
ありがとうございました。
行ってきまーす!
みんな思い思いのことを言って去って行った。
やだよ、絶対帰って来ないでよ。(本当は帰ってきて欲しいけど。。)
みんな、卒業おめでとう!