色々と考えさせられる1週間だった。
勤め先のプリスクールでは、全員のマスク着用が義務付けられ、次男の通う中学校は当面の間休校となった。
マスクの着用は私たち職員だけでなく、通っている生徒全員にも求められ、中にはそれに難色を示し激しく抵抗する保護者も。。
こどもがマスクをすることで、どれだけ不衛生な状況を作り出すか。
マスクをすることで、かえって病気になる。
こどもにマスクを着けさせたい保護者も、そうでない保護者も、こどもを守りたいという点では一緒。
スクールとしてうまく落としどころを見つけるのが最善とはいえ、こればかりはなかなかどうも難しい😔。どちらの言い分も一理あり、かといってどちらか一方の案を採用したところで、それが100% 身を守れるものではないからだ。
それに、幼稚園、保育園といった年代では、インフルエンザ1つとっても誰が最初に感染したのかを知りたがる人が毎年いる。もちろん個人情報を盾に教えることはないが、私の勤めるプリスクール規模では、それを嗅ぎつけるのはさほど難しいことでもない。
くだらない犯人探しのような行動に、且つ、その子がマスクをしていなかったとでもなれば、一体その人たちは次にどんな行動を起こすのか。。
マスクが完全でないことも分かっている。
それでも今回全員のマスク着用に踏み切ったのは、飛沫感染と万が一かかってしまった時にそういった心ない人からの攻撃から少しでも身を守れるようにと考えてのことなのである。
スクールとしても考えに考えて出した方針なので、それを覆そうと躍起になるのではなく、そのエネルギーをこんな時だからこそプラスに変え、何か別のことに使ってもらいたいと思う。
今は毎日ニュースを見るだけで気持ち的にやられてしまう。なので、毎日は見ない(笑)
体だけでなく、心も守る。
心が元気な状態で、よく食べ、よく眠り、そしてまめに手洗い、うがいをする。
誰が正しいとか正しくないとかではなく、今置かれた状況でできることをする。そんな風に考えられないだろうか。。
政府の発表も後押ししたのか、結局こどものマスク着用に反対した保護者は、当面の間自身のお子さんの登校を自粛させるとの連絡がきた。
結局それがその保護者とスクール双方にとって1番の解決策にはなったが、問題は授業料。休みたくて休むのではないのだから、授業料を払う義務はないと、、
そうきたか。
連日変わる状況に、来週にはプリスクール休校の連絡も入るかも。そうなったらそうなったで、またできることを考えよう。