母の日を前になんてタイトル😅。
今日はお子さんと一緒に楽しめる本のご紹介🎵
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Are You My Mother? (Beginner Books(R)) 新品価格 |
とてもシンプルな内容で分かりやすく、自宅で開く英語教室でもよく読む本。
幼稚園から小学生、プリスクールではお預かり時(延長保育)に2、3歳児の子達と一緒に読むこともある。
下は2歳から上は小学校高学年と、割と幅広い年齢で楽しめる本である。
Are you my mother?
No.😅
そう☝️
この本は内容がシンプルであるが故に、聞き手がストーリーに入りやすく、こども達からYes / No を自然に、簡単に引き出すことのできるお薦めの1冊。
ぜひ1度手に取ってもらいたい。
こどもに本を読むとき、特に英語の本では、読むからにはしっかり読まなければならないとつい堅く構えてしまいがちだが、
その必要は全くない😅。
2歳児などその前にまず、読ませてくれないだろう😅。
読んでやるという姿勢ではなく、こちらが彼らの興味あるところに付き合うというスタンスで、文章をどんどん端折っていく(笑)。
大事なのは1ページ1ページを丁寧に、文字も一字一句きっちり読むことではなく、まず何より一緒に楽しむこと。
楽しければ、こどもは何度でも同じ本を持ってくるので、成長に合わせて後で読む量を増やしたり、文章を少しずつ原文に近づけていけばいい。
ではどんな風に端折っていくかというと😅、この本ではお話の始めの方に、もうすぐ赤ちゃんが産まれるから、何か食べ物を獲ってこないと、というシーンがある。
これを2、3歳児や週1で教室に通ってくる幼稚園、小学校低学年のこども達に私は、
I'm going shopping.
という具合に、ザックリ読んでしまう😅。
赤ちゃんが産まれそうなことは、絵でもって既に想像できているので、あとはこども達が
知っている分かりやすい言葉や表現を使うことで、次に何が起こるかを想像しやすくする。
ちょっとネタバレになってしまうが、
I'm going shopping.
は、
I must get something for my baby bird to eat!
より、遥かに伝わりやすい。
ショッピングといえば大概、えー!ショッピング?どこ?の声が上がるので、イオンだのサミットだの、ローカルなスーパーの名前でも出しておけば、食べ物を買いに行くのだと、こどもは勝手に理解してくれる(笑)
このやり方を教えてくれたのは、イギリスにいる義母だった。
私もかつて長男、マンに本を読む時は、バイリンガルに育てようと気を張っていたこともあり、英語は正しく読まなければと、事前に声に出して読む練習をしてから臨んだり(まるで授業😅)💦していた。
自分で意識はしていなかったが、このように教えようという気持ちがどこかにあれば当然 、こどもが途中で飽きてしまえば腹も立つし、これがレッスンであれば、教えたいポイントまではなんとかこども達を座らせ、無理に読んで聞かせようとする。
それで、こどもに何が残るのか。。
イギリスでマンはよくおばあちゃんに絵本を読んでもらっていたが、中には年上のいとこ達が置いていった、マンには少し難しめの絵本も混ざっていた。
マンのリクエストに義母はどうするのかと見ていたら、何のことはない、すぐにページを開き読んでいった。
正確に言うと、それは読むというよりは絵の解説や描写だったり、見ながら2人しておしゃべりをしているといった感じのものだったが、とにかくマンが楽しそうだった。
マンには難しい内容も、義母はマンが開いたページ、目を留めたページに着目し、想像を膨らませ一緒に語り合ってくれる。
これが絵本のいいところで、読み聞かせの本来の姿ではないか。
読み聞かせは読む方も、聞く方も双方が楽しまないといけない。読み手の一方通行になってしまってはいけないことを、私はこの時イギリスで、義母とマンから学んだ。
さて、話は戻って Are you my mother?
小学校高学年、またプリスクールなら年中、年長クラスになると、どんな読み方ができるかというと、まず原文のままでOK.👌
ただちょっと大人になった彼らはシンプルな内容に、つまんなーいなど言いがちなので(笑)本人に読んでもらう。
表紙右上、帽子をかぶった猫 (The hat in the cat) の絵の下にビギナーブックスと書いてあるように、この程度なら彼らも一緒に読めるはず。
えーーーーーーーーーーー!
と言いながらも、読んでというと絶対読むという😆ちょうどいい量の本でもあるので、これまたお勧め。
出口が少し見えてきたという嬉しい報道がある一方で、まだまだ油断ならない自粛生活のお供にぜひこの1冊、お試しあれ☺️
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そして私はこの本をダイニングテーブルの上に置き、明日は母の日だよ♩をさり気なくこども達にアピール。
果たしてこども達、気づくかなぁ。。
ないなっ(笑)