今日の magic word は前回紹介したマナー用語 "please!" ではなく、
どちらかと言うとチチンプイプイ系、私にしか使えない?魔法の言葉☺️。それは、
"I need your help."
です。
先日も、この魔法の言葉を使ってその効果を実感してきたばかり✨
プリスクールでよく使います。
どんな時にこの魔法の言葉、"I need your help." が、その威力を存分に発揮するかと言うと、それはズバリ!
担任が不在のとき☝️
私たちアシスタント講師は、担任の外国人講師が休みの時には彼らに代わってクラスを受け持ちます。
その時私が、朝一でいつもこども達に向けて放つ言葉がこの
"I need your help."
今日は◯◯先生がお休みで、代わりにクラスを受け持つことになったの。
みんな、色々助けてね。
使い方としてはこんな感じでしょうか。。
"I need your help."
何をどう手伝ってほしいのか、具体的な指示はまだ何1つ出していないのに、こども達はこの一言で、様々なことを感じとってくれます。
まず、ザワザワとしたクラスが一気に静まり、私が話す時間を与えてくれます。
"Be quiet!" や "Listen up!"
など声を荒げる必要がなく✌️、朝一にして早速この言葉の恩恵が✨
同じ"help"を使った似たような表現、
"Could you help me ... ?"
も、悪くないでしょう。
でも、この"I need your help." に比べたら到底、足元にも及びません(笑)
ちょっと手伝ってもらえる?
"Could you help me ... ?"
年中、年長組のこどもなら、
えーーーーっ、なんで?俺?私?やら、今遊んでるから後で。
なんて言葉が返ってくる(こともある)でしょう。
でも魔法の言葉 "I need your help."の後なら、
"Ok."とこれがまたビックリするほど、すんなり事が運ぶのです😜。
その謎を解く鍵がこの"need" という単語☝️。
"I love you. I need you.😘"の"need" です(笑)
誰かに必要とされ嬉しいのは、何も私たち大人だけではありません。こどもだって私たちと同じ1人の人間で、誰かに頼られたらそれはそれは、嬉しいものなのです。
"I need your help."
m(私のこと)が困って僕たち、私たちの力を必要としている。
なんとかして助けてあげよう。
そう言って(といっても実際こども達は口には出しませんが😅)それぞれが私に何ができるかを思い思いに考え行動してくれるのです✨
このテキストとこのテキスト、どっちがやりたい?
じゃあ、このテキスト配ってね。
◯◯(担任)はいつもどうやってテキストを進めてる?
(アシスタントの私が知らないわけはないけど😝)
こども達はとても積極的にクラスに参加してくれます。
他にも、クラスのルールを破ったり、話を聞いていなかったり、授業の妨げになりそうなことは互いに注意し合うなど、私がスムーズにクラスを運営できるようとても協力的です。
時にそれが言いつけの応酬合戦のようになってクラスがザワつくこともあるけれど、
そんな時には、
"Remember, I need your.."
と言いかけるだけで、即解決👍
ランチを食べるのが遅い子や、好き嫌いの多い子も、この日ばかりは別人です。1口、2口と頑張ってしっかり時間内に終わらせてくれます。
翌日出勤した担任には、ずるいな〜といつも言われます😜。冒頭で私にしか使えない?
と言ったのはそのためです。
担任もこども達に"I need your help." と言う状況は当然あるでしょう。
でも、私のようにその効果が1日は続かないのです。
なぜなら、彼らは担任だから。。
普段クラスを持たない私が、クラスを持つというこの状況がいいのです。
私が休みの時もこの"I need your help." は有効でしょうか?
今度、担任を通して試してみるのもいいかもしれません。
あまり結果は、、知りたくないけど(笑)