今日の我が家は "boxing day" と言っても🥊ではないよ。自宅でのんびり過ごしている。
イギリスではクリスマスの翌日を"boxing day" と呼び祝日になっている。
なぜそう呼ばれるかは諸説あり、
教会が貧しい人達の為に募ったプレゼントの箱(box)を開ける日、だとか
その昔、クリスマスも休まず働いた使用人たちの休暇、はたまた
クリスマスカードやプレゼントを届けてくれる郵便配達員を労う日、などがある。
初めてイギリスで"boxing day" を迎えた日、義母は、
前日沢山のクリスマス料理を振る舞い、客をもてなした偉大な主婦を休ませる日😜
と言って笑った。
その通り!
以来、私の中で"boxing day"とは小正月。だら〜んと過ごしている(笑)
小正月といえば、日本ではまだたった1夜明けただけなのに、すでにお正月ムード。
朝テレビをつけて1番に飛び込んできたのは、上野アメ横商店街の映像。
クリスマスの余韻にまだ浸っていたいのに、なんだかワサワサする。
あ〜、買い物行かなきゃ。
そして、次に映ったのは街頭インタビュー。帰省ブルーについて特集をやっていた。
夫の実家に帰省するのをストレスに感じたり、憂鬱になったりすることで、主に姑が起因によるものとか💦
イギリスに住む義母はとてもできた人で、彼女を思いブルーな気持ちになったことは、これまでただの1度もない。これ本当😋 。
( 義母への愛情を綴ってます。)↓ ↓ ↓
ここ2年ほどイギリスへは帰っていないが、こどもが小さい頃は毎年夏休みを利用して1ヶ月ほど滞在していた。
私など、こどもの友達がたった1晩泊まっていくだけでも、ドギマギしてしまうのに
1ヶ月なんてとても考えられない。彼女こそブルーだったのでは?と思ってしまう。
彼女はホスピタリティーの塊のような人で、人をもてなすのが本当に上手。
初めて会った時から私を丸ごと受け入れてくれ、心地良かったのを覚えている。
そんな彼女だからいつも人が集まってきて、夫の実家は客人が絶えない。
これは、ちょっとブルーだったかも😅。
私の実家はあまりお客さんの来る家ではなかったので、私は接客というのをよく知らない。先ほど、こどもの友達が1晩泊まりに来るだけでもドギマギすると言ったのは、ここからくる😅。
それに私、英語が母語ではないからね。
夫の実家の客人とは主に義母(イタリア人🇮🇹)の兄弟。(全員英伊バイリンガル)
8人兄弟の内のたった1人の女性が義母で、みんなが彼女を頼ってお茶しにきたり、時にはご飯を食べていくことも。。
イタリア人はみんなで食べて笑って歌うのが好き😍
そして夫がよく付け足すのが、イタリア人は別れ方を知らない(笑)
あれ?これデジャヴ???
と思うぐらい、玄関前に並んで何度も"Ciao"(チャオ)やっている(笑)
全くいつ帰るんだか😅
こんなに長いこと英語が母語でもない私が、彼らと一体何を話そう。。
やっぱり、ブルーだったかも(笑)
でも、ここで得ることを思えば、私の言うブルーなどなんてことはない(筈)😅
この1ヶ月の滞在で私が得るもの、それはこども達。こども達の成長、変化を肌で感じられるから。
語学の成長もそう。でも何より変化を感じるのは、こども達の潤い。
ここイギリスでおじいちゃん、おばあちゃんを始め、たくさんの人からたくさんの愛情を受けたこども達は、本当に潤っている。
何が?と言われても、うまく説明できないけど、潤いという言葉がしっくりくる。
それを特に感じたのが、長男、マンが中学生の頃。
これといって反抗するわけでもなかったが、出発前、どことなく渇いているような、そんなイメージだった彼が、帰国してみると何となく潤っている。
見た目は太ったわけでもなんでもないが、イメージとして何となくふっくら柔らかくなったような、、
誰か分かってくれるかな〜
この感じ😫 歯がゆい。。
とにかくブルーといえばブルーだけど、得られるものは大きい。
次男、チキンは初めての家庭訪問で、幼稚園の先生が我が家を訪れた時、
先生、何飲む?
と訊いて、私を驚かせたしね🤣
さすがは義母の血をよく引いている。もしくは見て学んだのかも。自然に接客してくれ、ドギマギしている私を和ませてくれた(笑)
帰省も悪いもんじゃない。